施工事例08(天浜線落下物受け改修工事)
天竜浜名湖鉄道の高架下に落下物が落ちないよう網を設計・製作・既存撤去・新設設置
天竜浜名湖鉄道の高架下に落下物が落ちないよう鉄板が貼ってあったものが錆びてボロボロなので、剥がして新たに作ってほしいとご相談を受けて検討を開始。 橋自体に穴空けをしてしまうと橋の強度が落ちてしまうので、側面の立ち上がりに挟み込み固定で検討。 両側を挟み込むことで万が一があっても落下しない構造でなおかつ金網部分を掃除する時に金網のみを取り出せるように外から抑え金物で固定するように設計いたしました。 撤去作業では、当初はグラインダーを使って撤去する予定でしたが、エアープラズマ切断機で切断するように変更。 切断時間を大幅に削減することができました。取付時には道路にボルト等を落とさない用細心の注意を払っての作業になりましたが、無事施工完了。
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製品詳細情報
材質: SUS304 No.1仕様
製作期間: 2週間
施工期間: 1週間
大きさ 幅9,000mm・奥行4,000mm 施工高さ・3,600mm
主要鋼材:SUS304 No.1 FB9x75 FB9x50 L6x50x50 L3x40x40 etc.
制作時のコメント
元々鉄板を溶接して塞いであったのでそれを剥がすのに一苦労しました。 作業工程で線路内(高架上)での作業は新鮮でなかなかできない経験をさせてもらったと思います。 作業中に電車も通るため、たびたび中断しながら緊張感のある仕事でしたが、きれいに収まったのでお客様にもご満足いただけました。